ウーバーイーツ等のフードデリバリーの仕事は雨の日にするとそれなりに大変です。
しかし、雨の日は追加報酬がもらえたりと、大きく稼ぐことが可能です。
雨の日の稼働は大変なイメージがありますが、この記事で解説する注意点をよく理解し、適切なレイングッズを用意すればそこまで身構える必要はありません。
中には、「ずぶ濡れになってまでしたくない!」という人もいるのではないでしょうか?
実は私もそういうタイプですが、小雨の時や雨が止んだときに稼働することであまり濡れずに稼いできました。
その辺のちょっとした「裏テク」も解説していますので、ぜひ一読ください。
Contents
なぜ雨の日は稼ぐことができるのか?
理由は主に2つあります。
1つは「需要(注文数)が供給(配達パートナー数)を上回る」からです。
雨の日には外に出たくないとい人は少なくないですし、その分フードデリバリーの注文は増えます。
また、配達パートナーも雨の日の活動は避ける人が多いです。
ずぶ濡れになってまでやりたくないという人も少なくないですし、事前準備や運転に気を遣うなど色々と神経を使わなければなりません。
雨の日に限りませんが、フードデリバリーの仕事は、「誰もが外に出たくない!」という状況だと需要が供給を上回り注文数が多いのに配達パートナーが足りないという状況が生じ、配達クエストがジャンジャン来ることになります。
そして、2つ目の理由は「追加報酬が発生する」からです。
具体的に言うと、雨クエストとブーストの存在です。
雨クエストとは、1件配達すると通常の報酬料に+300円というようにボーナスが追加されます
なお、雨クエストは「10:30~15:00」と「17:30~22:00」の1日2回実施されます。
そして、雨の日のブーストは晴れの日よりも高くなりやすく、1件あたりの報酬は単純に高くなります。
雨の日のデメッリト・注意点
雨の日にびしょ濡れになっての配達はつらいものがありますが、それ以外にも
「事故に遭いやすい」、「バッド評価がつきやすい」
という点にも考慮しておく必要があります。
事故に遭いやすい
視界が悪くなる
→ 慎重に運転するのはもちろん、日中でもライトをつける(他の運転者も視界が悪いので、ライトで目立たせる効果もあり)
滑りやすい
→ マンホール、ちょっとした段差や溝、点字ブロック、溝蓋(格子状のやつ)などは滑りやすいので避ける、ブレーキをかけない。
ブレーキが効きにくい
→ タイヤが滑りやすい上にブレーキが効きにくいので、いつもより早めのブレーキを心がける。スピードも落とす。
バッド評価がつきやすい
雨の日は、配達パートナーが見つからずピックをするまですでにそれなりの時間が経っていることも少なくなく、加えて慎重に運転をするのでとても時間がかかります。
配達が遅くなると注文者からバッド評価を受けやすくなるので、時間のかかるロングピック等は避ける方が無難です。
また、商品は絶対に濡らさないようにします。
あまり濡れずに配達する方法
ここでは極力濡れずに配達するちょっとした「裏テク」を紹介します。
小雨だけの場合
雨の日は何もどしゃ降りの雨ばかりではありません。
1ミリ以下のポツポツ降る様な小雨の時もあります。状況によっては1日中小雨の時もあり、さらにその小雨すらあまり降らないという時もあります。
このような場合でも、最初から諦めて稼働しない配達パートナーも少なくないので、稼働しないのはもったいないです。特に閑散期にはおいしい日となり得ます。
1日中雨とは限らない
雨の日というと朝から晩まで降っているというイメージがありますが、実際はそうとは限りません。
雨が降らない隙間時間だけ稼働するというのも1つです。
「そんな短い時間だけやっても・・・」と思うかもしれませんが、実はこれが結構効果的だったりします。
どこかで待機し(場合によっては商業施設・家)、
・雨が止んだら稼働
・雨が降ったら一時中止
を繰り返すことで一日終わってみれば結構稼げたということも少なくありません。
さらに、天気予報は微妙にハズれたりもするので、昼からの雨予報でも実際は降らなかったり、予定より遅れて降ることもあります。
このような日に朝活をしていると、そのまま昼も稼働できるのでおいしい日となり得ます。
雨の日は、雨量や降る時間帯まで詳細に確認しておく。
うまい話しにはウラがある
雨の予報でも、実際は雨どころか全くの晴れ日になってしまったということもあります。
晴れて太陽が出ているのに、雨クエストが発生するという矛盾した事態が発生したりします。
一見すると、ものすごくラッキーに思えますが、必ずしもそうとは限りません。
なぜなら、このような日は誰もが稼働したくなるからです。
配達パートナーが飽和して、かえって稼げないということになりかねません。
その時の状況や地域によっても違ってくるので一概には言えませんが、私の経験から言うとこういう日はかえって配達リクエストが来ないということがよくありました。(特に閑散期)
実際、雨クエストの時間帯が終わってから急に配達リクエストが来出すということも少なくありません。
雨の日に必要なレイングッズ
雨対策として下記のアイテムが必要です。
・レインウェア
・レインブーツ等
・バックカバー
・スマホの防水カバー
・防水のポーチ等
・タオル
雨でも本格的に稼働するならレインウェア選びは特に重要です。
1つずつ確認していきましょう。
レインウェア
レインウェアといっても値段はピンキリですが、雨の日でも本格的に稼働するならより防水性の高いものを購入する必要があります。
レインウェアの防水機能は「耐水圧」の数値が基準となっています。
この数値が高ければ高いほど、防水性は高くなります。
・小雨→耐水圧300mm
・中雨→耐水圧2000mm
・大雨→耐水圧10000mm
・嵐 →耐水圧20000mm
では、どのくらいの耐水圧ものを選べばいいでしょうか?
目安としては、小雨の時や夏のみ稼働するという場合は、耐水圧10000mmのレインウェアでも大丈夫です。
値段は3千円~から購入できます。
夏以外も稼働するという場合は耐水圧20000mm以上ものを用意するのが望ましいです。
冬だけでなく、初春や秋の場合でも雨に濡れると寒いです。
値段は5千円から1万円台までと少し値は張りますが、生地が劣化すると耐水圧の性能は下がってくるので、より耐水圧の高いものを選びたいところです。
また、「透湿性」に優れているかどうかも重要です。
「透湿性」とは、衣服の内側から汗を外側へ逃がす性質のことです。
耐水圧に優れていも、「透湿性」が悪いと生地の内側は汗の蒸気で蒸れてしまいます。
ある程度コストをかけられるという人は「ゴアテックス」素材のレインウェアがおすすめです。
ゴアテックス素材のレインウェアは耐水圧が非常に優れており、かつ透湿性にも優れています。
値段は数万円とかなり高額ですが、耐水圧が45000mm以上とその性能は驚異的です。
レインブーツ等
足元の防水も重要です。
レインシューズやレインブーツを用意します。
種類はスニーカー型のものからブーツ型のものまであり、
また性能も
・軽量のもの
・防寒を兼ねているもの
・晴雨兼用のもの
様々なタイプのもがあります。
場合によってはシューズカバーを用意するのでもいいでしょう。
バッグカバー
ウーバーイーツの公式バッグを使う人が多いと思いますが、実は完全に防水仕様というわけではありません。
雨でも本格的にやるならバッグカバーを使用しましょう。
ただし、それほど強い雨が降らないのなら、防水スプレーを使うのもいいでしょう。
スマホの防水カバー
スマホの防水機能は完全に防水ができる機能というわけではありません。
また、充電口に浸水したまま充電するとショートして故障する可能性があります。
フードデリバリーの仕事はスマホがなければ当然することができないので、防水対策は必須です。
防水はもちろん、カバーケースの上からでもタッチ操作ができるしっかりしたものを選びましょう。
防水ポーチ等
モバイルバッテリーなどの電子機器を使う場合は、防水ポーチが必要です。
また、財布などの携帯品も防水ポーチに入れる方が無難です。
防水ポーチの種類は様々ですが、ここでは2つのものを紹介しています。参考にしてください。
タオル
ピック時や受け渡し時に、身体とバッグが濡れたままだと決っして心象は良くないです。
やはり、タオルは数枚用意していた方が望ましいです。
まとめ
雨の日は大きく稼ぐことができますが、事故やトラブルも発生しやすいです。
この記事で解説した注意点をしっかり理解し、またレイングッズも必ず用意しましょう。
雨の日でも「稼がなきゃ!」と逸る気持ちも分かりますが、まずは安全が第一優先です。
極端な豪雨のような場合は引く勇気も大切です。
最後に…
小雨の時など配達パートナーに余裕があり、配達クエストがあまり来ないという場合は、他社の配達アプリを利用するのも1つです。
他社では配達パートナーが不足しているという場合もあるからです。
雨の日は他社も報酬額がアップするものもありますし、他社を利用した方が効率がいい場合があります。
現在利用できる他社アプリは次の3つです。
・出前館
・menu
・wolt