これからウーバーイーツの配達パートナーとして登録を検討している人は、各年代の割合がどのようになっているのか気になるところだと思います。
また、「高校生でもできるかな?」、「中高年だけど大丈夫かな?」
と不安を感じている人もいるかもしれません。
大丈夫です。高校生から中高年の世代までみなさん幅広くご活躍されています。
この記事では、ウーバーイーツの配達パートナーの年齢層を解説するとともに、学生(高校生や大学生等)、また中高年が気を付けておきたいポイントについて解説しています。
ぜひ一読ください。
Contents
配達パートナーの年齢層は幅広い
ウーバーイーツは18歳以上であれば高校生でも配達パートナーとして登録できます。
また、年齢の上限はなく、中高年だからといって登録できないということもありません。
ウーバーイーツは面接に行ったり、履歴書を提出する必要もなく、
- 稼働時間を自由に選べる
- 人間関係の煩わしさがない
といった理由で幅広い世代に利用されています。
シフトやノルマもなく、好きな時間に自由に働くことができます。
また1人でする仕事なので人間関係に縛られることもありません。
各年代の占める割合は?
以下のグラフは一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が調査したものです。
※以下の調査結果は、ウーバーイーツだけでなく、出前館など他社の配達パートナーを含んだものです。
出典:フリーランス白書2022
上記のグラフによれば、20代と30代が割合の約半数を占めています。
40代が一番多く、30代とほぼ同じ割合です。
50代以降は決して多くはないですが、少ないというわけではありません。
私の周りでも隙間時間を利用して副業として稼働する人もいますし、専業でバリバリやられている方もいます。
なかには年金をもらいながら健康維持などを理由に60代の方もやられています。
私の感覚では、50代や60代はバイクを使って稼働している方が多いように思います。
出典:フリーランス白書2022
高校生・学生の注意点
高校生や学生(大学生等)は以下の点に注意が必要です。
- 完全歩合制
- 研修なしの丸投げ
- 税金・親の扶養
また、高校生は
・22時以降は補導の対象になる
という点にも注意が必要です。
完全歩合制
ウーバーイーツは完全歩合制、つまり、配達をして初めて報酬が発生します。
アルバイトのように時間給ではありません。
極端に言えば、7時間稼働しても配達が0なら給料も0となってしまいます。
効率が悪ければ、都道府県で定められている最低時給を下回るということも少なくありません。
稼げる時間帯、曜日、季節など自主的に研究し、効率のいい稼ぎ方を見極めていく努力も必要です。
研修なしの丸投げ
ウーバーイーツを始めるにあたって、簡単な説明こそありますが、研修などはありません。
職場の先輩のように手取り足取り教えてくれません。
仕事の進め方などはインターネットや動画などである程度調べておくことが必要です。
また、トラブルや予想外のことが起きた時も誰かが付き添って対応してくれるわけではありません。
トラブルは予想外に発生するものなので、その心積もりは必要です。
基本的には自分で臨機応変に対応していくことになります。
どのようなトラブルが発生し得るのか事前に頭に入れておくことも必要です。
税金・親の扶養
配達パートナーは会社に雇われて働いているわけではありません。
ウーバーイーツから業務委託を受けている個人事業主という扱いです。
そのため、稼いだ額から自分で税金を払う必要があります。
これを確定申告といって年に1回しなければなりません。
ただし、下記の金額以下の場合は確定申告は必要ありません。
- 専業の場合
→ 年間の所得が48万円以下
- 他で雇われてアルバイトをしている場合
→ 年間の所得が20万円以下
また、上記の金額は経費(自転車代、スマホの通信代など)を差し引いたもです。
親の扶養について
所得が48万円を超える場合は、親の扶養から外れてしまいます。
扶養から外れると、自分自身で国民健康保険に加入する必要がありますし、親の負担する税金も増えます。
事前に両親の了承を得ておきましょう。
40代・50代以上でも大丈夫?
ウーバーイーツは若い人が中心にやっているイメージが強いかもしれませんが、フリーランス白書2022のグラフのとおり、実際はそんなことありません。
ウーバーイーツをされている中高年の方は、そこら中でお見かけします。
私も40代ですが、若い人に混じってやっているという感覚はありません。
もちろん日本全体としてみれば若い人が多いと思いますが、少なくても私の稼働地域(神戸)では幅広い世代の人がまんべんなくやっている感じです。
地域差もあるかもしれませんが、それだけウーバーイーツは幅広い世代に利用されるようになりました。
身体のケアが必要
中高年の人は、若い人よりも人生経験が豊富な分、予想外の事態にも柔軟に対応できますが、体力面ではやはり若い人には及びません。
身体のケアは必要です。
私の場合で言うと、自転車稼働で2~3日おきに休みを入れるようにしています。
特に真夏や真冬は結構こたえます。熱中症や風邪には特に注意が必要です。
私は気をつけているつもりですが、それでも毎年、冬に風邪を引いてしまっています。
専業でやるならバイク・電動自転車
私の場合は自転車稼働で週に50回くらいの配達で原則2日おきに休みを入れています。
稼働日数は週に3、4日程度です。
しかし、もしこれが週に5~6日、朝から晩までみっちりやるとなると自転車稼働ではもたないなという印象です。
勾配な坂や山手側を頻繁に行き来しますし、効率性の問題もあります。
1週間朝から晩まで専業でみっちりやるという人は、バイクもしくは電動自転車を使う方がベストだと個人的には思います。
まとめ
今回はウーバーイーツの配達バートナーの年齢層を解説するともに、年代別に注意点なども交えて解説させていただきました。
高校生や学生(大学生等)に関しては少しシビアな内容だったかもしれません。
しかし、フードデリバリーの仕事はコツさえつかめば、難しい仕事ではありません。
結局、最後は体力勝負なので若い人には圧倒的に有利です。
また、中高年の方も多く参入されています。
私はウーバーイーツを始める前、
「40代の自分が始めても大丈夫かな?」
「若い人ばかりで浮いたりしないかな?」
などと不安を抱いていました。
しかし、いざ始めてみると、中高年の方は至る所でお見かけしますし、そんなことは全く気にならなくなりました。
中高年の方もぜひ挑戦していただきたいと思います。(体力面のケアは忘れずに)
最初は勇気がいるかもしれませんが、まずは一歩踏み出してみましょう!