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Uber Eats 配達パートナーの登録は面接などはなく、オンラインのみで行うことができます。
顔写真や必要書類は、スマホで撮影したものをアップロードするだけなので、証明写真機で写真を撮影したり、書類を郵送をする必要もありません。
登録にかかる時間は30分ほどで、手続き自体は決して複雑なものではありません。
ここでは、登録の条件や必要書類、登録の流れについて詳しく解説します。
Uber Eats 登録の条件について
Uber Eats の配達パートナーとして登録ができる条件は、18歳以上であることです。
18歳以上であれば、高校生でも登録できますし、年齢の上限もないので、自身の体力が許す限り、どなたでも登録をすることができます。
(※公務員の方は法律で副業を禁止されているため、登録ができません。)
必要書類を正確に提出さえすればアルバイトのように不採用になるということもありません。
※外国人の方でも在留資格の条件を満たせば登録できますが、留学生の方などは登録できません。
登録に必要な書類について
登録に必要な書類は配達に使用する車両によって異なります。
Uber Eats の配達に使える車両は次の4つです。
- 自転車
- 原付バイク(125cc以下)
- バイク(125cc以上)
- 軽自動車
※「電動アシスト自転車」は自転車の扱いとなりますが、「フル電動自転車」および「ペダル駆動の電動自転車(モペット)」は、原付バイクの扱いとなります。
それでは車両ごとに必要書類を確認していきましょう。
自転車
- 身分証明書(免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれか)
- プロフィール写真(スマホで撮影した顔写真)
- キャッシュカードの写真※1
※1 下記の金融機関は登録できません。
- 信用金庫
- 信用組合
- 農協、信連 (JA)
- 漁協、魚連 (JFA)
- 労金
原付バイク(125cc以下)
- 運転免許証
- プロフィール写真(スマホで撮影した顔写真)
- キャッシュカードの写真※1
- 自賠責保険の証明書※2
- ナンバープレートの写真
※1 下記の金融機関は登録できません。
- 信用金庫
- 信用組合
- 農協、信連 (JA)
- 漁協、魚連 (JFA)
- 労金
※2 自賠責保険に記載されている氏名は、これから登録するアカウントの氏名と同じである必要があります。
軽自動車・バイク(125cc以上)
- 運転免許証
- プロフィール写真(スマホで撮影した顔写真)
- キャッシュカードの写真※1
- 自賠責保険の証明書
- ナンバープレートの写真(事業用)※2
- 任意保険・共済保険の証明書※3
- 車検証※4
- 軽自動車届出済証※5
※1 下記の金融機関は登録できません。
- 信用金庫
- 信用組合
- 農協、信連 (JA)
- 漁協、魚連 (JFA)
- 労金
※2 軽自動車と125cc以上のバイクは事業用車両の登録が必要です。
つまり、軽自動車は黒色のナンバープレート、125cc以上のバイクは緑色のナンバープレートを取得する必要があります。
※3 証明書にはナンバープレートの情報が記載されている必要があります。
※4軽自動車と250cc以上のバイクで必要になります。
※5250cc以下のバイクを使用する場合に必要となります。
なお、証明書類に記載されている氏名は、これから登録するアカウントの氏名と同じである必要があります。
Uber Eats 登録の流れ
Uber Eats 配達パートナーに登録して稼働するまでの流れはおおむね次の通りです。
- アカウントの作成
- プロフィール写真と書類のアップロード
- Uber Driver アプリのインストール
- 交通安全口座の受講
- 銀行口座の登録
- 配達バッグの購入
- 配達に必要なアイテムの確保
- アカウントの有効化
アカウントが有効化されて実際に稼働できるまでの期間は、最短で1~3日です。
ただし、その時の状況によっては1~2週間かかることがあります。(私は2週間かかりました)
そのため、アカウントが有効化されるのは、平均して1週間はかかると見積もっておく方が無難です。
審査に時間がかかって稼働予定日に開始できないとういうことを避けるためにも、できれば稼働予定日の2週間前、少なくても1週間前には登録することをおススメします。
1.アカウントを作成しよう
まずは、Uber Eats 配達パートナー用のアカウント登録が必要です。
Uber Eats の公式サイトにアクセスしましょう。
Uber Eats アカウント作成には次の情報を入力する必要があります。
- メールアドレス※1
- 携帯電話番号
- パスワード
- 氏名(本名、ローマ字で入力)
- 稼働するエリア※2
- 車両※3
※1 メールアドレスには、4桁の認証コードが送信されます。携帯のメールアドレスだと迷惑メール設定などをしていると届かないことがあります。
YahooメールやGmailなどのフリーメールアドレスだと受信が確実です。
また、メールアドレスを入力せずに、Google、Apple、楽天IDのアカウントで登録することもできますが、アカウントが本名である必要があります。
アカウント名がニックネームだと後で本名へと変更の手間が生じるのでおススメできません。
※2 稼働するエリアは、住んでいるエリアではなく、配達をするエリアです。
また、稼働エリアは後からいつでも変更することが可能です。
※3 車両は一度選択して先に進めてしまうと、サポートに連絡をする必要があります。
少し手間がかかってしまうので、なるべく間違わないようにしましょう。
2.プロフィール写真と書類をアップロードしよう
プロフィール写真と必要書類(身分証明書・キャッシュカード・自賠責保険など)をアップロードしましょう。
顔や文字がボヤケて読み取りにくいと、承認されずにやり直しとなり、余計に時間がかかってしまいます。
アップロードする前に今一度、正確に撮影されているか確認しましょう。
出典:Uber Eats 公式サイト
また、プロフィール写真は注文者やレストランに公開されます。
- 清潔感のある服装か
- 表情は曇っていないか
できるだけ清潔感を意識した写真をアップロードしましょう。
プロフィール写真は1回提出すると、簡単に変更することはできません。
写真は基本的にはその場で撮影することが求められますが、すでに撮影している写真をアップロードすることも可能です。
直近でお気に入りの写真があればそれを使うのがいいでしょう。
3.Uber Driver アプリをインストールしよう
配達業務で使う「Uber Driver アプリ」をインストールしましょう。
商品の受け取りから配達まで稼働中はこのアプリを常時使用することになります。
インストールができたら、アカウント作成時のメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
後述する交通安全講座の受講や銀行口座の登録はこのアプリ上で行います。
Uber Driver アプリのインストール先はこちら
4.交通安全講座を受講しよう
Uber Driver アプリの受信トレイに「交通安全講座」に関するメッセージが届きます。
この「交通安全講座」を受講しないと、アカウントが有効化されません。
アプリを起動したら、まずは受信トレイにアクセスして、すぐに受講しておきましょう。
①左上のメニューバーをタップする。
②受信トレイをタップする。
内容は、
- 交通ルールに関する動画4つ
- 簡単な確認テスト
となっています。(自転車の場合)
全てが終了するまで、約15~20分程度です。
5.銀行口座を登録しよう
登録する銀行口座は、当然ですが、アカウント作成時にアップロードしたキャッシュカードと同じものが必要です。
銀行口座の登録は、Uber Driver アプリの「お支払方法」から行うことができます。
銀行口座は登録をしなくても、アカウント自体は有効化されますが、忘れないよう審査中に登録しておくことをおススメします。
※銀行口座は「お支払方法」からいつでも変更できます。
①左上のメニューバーをタップする。
②お支払をタップする。
6.配達バッグを購入しよう
配達で使うバッグと言えば、Uber Eats のロゴ入りバッグをイメージするかもしれませんが、実はUber Eats の公式バッグ以外のものを使っても問題ありません。
ただ、ある程度の機能を備えたフードデリバリー用のバッグが必要です。
現在は色々なロゴなしの配達バッグがamazonや楽天などで購入することができます。
どちらを使うにしろ、それぞれにメリット・デメリットがあるので、自分に合ったものを選ぶといいでしょう。
また、Uber Eats では他社(menu・wolt)のロゴ入りバッグを使うこともできます。
すでに他社で稼働しているという場合は、他社のバッグをそのまま使っても問題ありません。
Uber Eats 公式バッグ
Uber Eats 公式バッグは、Uber Eats 公式オンラインショップで購入することができます。
以前は、amazonでも公式販売されていましたが、現在はUber Eats 公式サイト(アカウントが必要)のみ正規購入することができます。
AmazonやYahooショッピングなどでも転売業者から購入することもできますが、中古品だったり、割高になっているので注意が必要です。
種類は、通常サイズのブラック・グリーン(送料・消費税込み4000円)とコンパクトサイズのグリーン(送料・消費税込み3300円)の2種類あります。
Uber Eats 公式バッグは、機能的に高性能で今でも多くの配達パートナーが使用している王道のバッグです。
保温・保冷機能はもちろん、容量が大きいので、商品が大きかったり、多かったりしてもほぼ対応できます。
一方、重量が約3kgと重たく、また、Uber Eats の大きなロゴが入っているので、嫌だという人も少なくありません。
ロゴなしバッグ
公式以外のロゴなしバッグは、軽量なものが多く、あまり目立たないのが特徴です。
ただ、Uber Eats 公式バッグと比べると小さいサイズのものが多く、商品が入り切らないという場合もあります。
ロゴなしバッグは、実店舗ではほとんど販売されておらず、Amazonや楽天などのオンラインで購入することになります。
出前館やwoltでは、他社のロゴ入りバッグを使うのが禁止されているので、複数の他社を掛け持ちする場合は、ロゴなしバッグを用意するのがいいでしょう。
こちらのVARNICのバッグは、防水機能もしっかりしている上、非常に軽量なのが特徴です。
商品が大きすぎたり、多すぎる場合は入りきらないというデメリットはあるものの、配達感を抑えることができますし、おススメできます。
私もUber Eats 公式バッグと併用していますが、とても使いやすく、愛用しています。
リアボックスを使う
バイク稼働の場合は、バッグを使わずにリアボックスで配達するという方法もあります。
見た目的に配達感を全く感じさせないので、一部バイク稼働の人の間でブームになっています。
リアボックス内には保温バッグを入れたりと、みなさん色々と工夫されているようです。
55〜65リットルの大きさだと商品が入り切らないということはほとんどありませんが、ピザや寿司桶など大きな商品は入らないことがあります。
7.配達に必要なアイテムを確保しよう
配達には、車両・配達バッグに加えて以下のものが最低限必要です。
- スマホホルダー
- モバイルバッテリー
- 緩衝材
自転車・バイクともに「スマホホルダー」は必ず必要です。
これがないと、配達をスムーズに行うことができません。
稼働中はアプリやGPS機能をフル使用するので、スマホのバッテリーは長くもちません。
短時間しか稼働しないという場合は別ですが、一日中稼働するという場合は「モバイルバッテリー」が必須です。
また、配達バッグの中は幅が広いので、料理だけ置くと中で動き回り、料理がこぼれたり、破損の原因となります。
そのため緩衝材も必須です。緩衝材は通常、「サバイバルシート」や「スポンジ」、「タオル」などを使います。
8.アカウントの有効化
審査が完了すると、登録メールアドレスとUber Driver アプリの受信トレイにアカウント有効化のお知らせが届きます。
これで、いよいよ配達が可能となります!
Uber Driver アプリの出発ボタンをタップするとすぐにでも配達リクエストを受けることが可能です。
配達に必要な識を身につけておこう
Uber Eats での配達は決して難しいものではありませんが、配達の流れをしっかり理解しておかないと、最初は慌ててしまったり、見落としがちなことが結構あります。
また、配達にはトラブルがつきものです。あらかじめどのようなトラブルが発生するのか、そして、その解決方法を理解しておくことも重要です。
以下の記事は、配達のやり方やトラブルについて最低限知っておきたい内容のものです。
稼働前に一読することを強くオススメします。
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Uber Eats (ウーバーイーツ)配達パートナーのよくあるトラブルまとめ・解決方法
Uber Eats (ウーバーイーツ)の配達で料理をこぼした時の対処の仕方と予防策を解説
開業届・青色申告承認申請は忘れずに…
UberEatsの配達パートナーは会社に雇われて働いている従業員ではなく、個人事業主という立場です。
稼いだお金はすべて事業所得となり、年に1回確定申告が必要です。
そして、個人事業主である以上、開業届の提出が必要です。
確定申告には2種類、白色申告と青色申告があります。
開業届を出さなくても、ペナルティはありませんが、開業届を提出しないと節税効果のある青色申告ができません。
「節税といってもそこまで大差はないだろう」と思われるかもしれませんが、所得税や住民税だけでなく、健康保険にも影響してきます。
仮にお勤めしていた時の年収と同じ金額をUber Eatsで稼いだ場合、白色申告だと少なくても10万円以上多めに税金を払うハメになる可能性があります。
(ex.年収120〜130万円で約20万円の節税額になります)
白色申告には全くメリットがないので、ある程度稼ぐのなら青色申告にするのは必須です。
青色申告にするには青色申告承認申請書を税務署に提出しますが、期限があります。
- 青色申告を適用する年の3月15日まで
- 1月16日以降に開業した場合は、開業日から2ヶ月以内
期限が過ぎると、自動的に白色申告となってしまうので注意が必要です。
開業届と青色申告承認申請書の作成方法や提出方法は以下の記事で詳しく解説しています。
Uber Eats の配達パートナーは開業届と青色申告が必須!