ウーバーイーツの置き配の機能はコロナウィルスの感染防止対策として導入されました。

スマホの操作だけで玄関に料理がすぐに届くことで、コロナウィルスが落ち着いた現在でもおよそ半数の人が利用しています。

置き配での配達は難しくはありませんが、注文者への気配りや注意しなければいけないポイントがあります。

うっかりすると、低評価やトラブルにつながりかねません。

今回は置き配の手順と注意点を解説します。

 

置き配の手順・注意点

置き配の場合は、「受け渡しのタイプ」の欄が【玄関先に置く(置き配)】となっています。

始めたばかりの頃は、手渡しと間違えてインターホンをつい押してしまいがちなので、置き配かどうかきっちり確認をするクセをつけましょう。

「写真を撮る」をタップして写真を撮ります。

 

写真がアップロードされるので、メッセージを入力します。

最後に「配達済み」をタップします。

 

お礼のメッセージを送ろう

メッセージを送らずに配達は完了できますが、さすがにそれだと素っ気ないですよね。

やはり一言お礼のメッセージがあった方がいいでしょう。

ここではメッセージの定型文を紹介しますので、よければ利用してください。

コピペできるように定型文をスマホに保存しておいて、稼働前に定型文をコピーしておくと効率がいいです。

メッセージ例

お待たせいたしました。
商品を玄関に置いております。
ご注文ありがとうございました!

 

後で置き配を希望するケース

  • 注文者が置き配の設定を忘れていた
  • 置き配ができない仕組みの店舗だった

という場合、【玄関先で受け渡し】となっていても、置き配を希望する注文者もいます。

その場合は、メッセージが来ることもありますし、注意事項に置き配を希望する旨が記載されていることもあります。

こういうケースは少なくないので、注意事項までしっかり確認するクセをつけてください。

見落とすとバッド評価の原因になり得るので注意が必要でです。

また、商品を置いたら、下記のように一言メッセージを送信する方が望ましいです。

 

注意事項はきっちり確認しよう!

ウーバーイーツでは、置き配後、インターホンは押さなくてもいいという方針です。

ただ、注意事項には、商品置いたら「インターホンを鳴らしてください」、「ドアをノックしてください」と記載されていることがあります。

これも見落とすとバッド評価の原因になり得るので、注意事項は毎回確認するクセをつけましょう。

 

写真がアップロードできない場合

電波やスマホの状態が悪いと写真がアップロードできないことがたまにあります。

その場合は、必ずお詫びのメッセージを送りましょう。

お詫びメッセージ例

大変申し訳ございませんが、現在、アプリの不具合で写真を撮ることができませんでした。
置き配は完了しております。恐れ入りますが、ご確認お願いいたします。
ご注文ありがとうございました。

 

商品の置き方

商品を置く際は次の3つに注意して置きましょう。

  • ドアにぶつからない位置に置く
  • 取りにくい位置に置かない
  • 温かいものと冷たいものは離して置く

良い例

ドアを開けたらすぐに取れる位置に置いている。

 

ドアが開く方向に置くスペースがないので、やむを得ず前方に距離を取って置いている。

距離が近すぎると、商品とぶつかってしまうので注意しよう。

 

悪い例

ドアを開けた時に商品とぶつかってしまう。破損の原因にもなる。

また、ドアから離れた位置に置いたり、ドアが開く反対方向に置いたりしない。

 

置き配のパターン

注文者は衛生面から、

  • カゴに入れてほしい
  • シートに置いてほしい
  • ドアノブにかけてほしい

などと指定してくることがあります。

 

カゴに入れる

 

シートの上に置く

特に指示もなく、勝手にシートが置かれていることもありますが、その場合は機転を利かせてシートの上に置きましょう。

 

「ドアノブにかけてほしい」と要望がある場合は、ドアノブの形状と料理の量・種類に注意が必要です。

例えば、上記のドアノブの形状だと商品が重ければドアを開けた時に落下してしまう可能性があります。

また、スープもの料理の場合は、傾くとこぼれてしまうことがあります。

このような場合は、地面に置くか、対面で受け取ってもらうか、一度、注文者に伺った方がいいでしょう。

 

誤配に注意しよう

対面ではあり得ませんが、置き配では誤配をしてしまう可能性があります。

マンションであれば、商品を置く前に再度、部屋番号を確認した方がいいでしょう。

そして、特に気をつけたいのが一戸建てです。

一戸建ての場合は配達先が特定しづらいです。

注文者名がニックネームであれば、表札を見ても特定できませんし、そもそも表札がない場合もあります。

また、家の玄関に住所表示がされていることもありますが、同じ住所に複数の戸建てが割り当てられていることもあります。

「たぶん合っているだろう」で判断すると必ずと言っていいほど誤配になってしまいます。

マップ表示も微妙にピンずれを起こしていることも少なくないので、少しでも不安があれば注文者に連絡を取って確認をしましょう。

 

敷紙は必要なの?

料理を地面に直置きすることへの抵抗感から敷紙の利用を検討している配達パートナーも少なくないかと思います。

敷紙があるとその気遣いから喜んでくれる方も少なくないでしょう。

ただ、敷紙の利用に関しては使う・使わないで意見が分かれています。

ちなみに、私は敷紙を使わない派です。

理由は、敷紙を好意的にとらえる注文者もいれば、迷惑だと感じる注文者もいるからです。

  • ゴミになる
  • 敷紙を取る際に地面に手が触れてしまう

と煩わしく感じる注文者は意外と少なくありません。

また、商品を地面に置かれることが本当に嫌な人は、そもそも置き配にしませんし、カゴやシートを用意するなど何かしらの対策を講じます。

ただ、敷紙があれば助かるという方も少なくないので、最終的にはデメリットも踏まえてご自身の価値観で判断するのがいいでしょう。

 

まとめ

今回は置き配のやり方と注意点について解説しました。

商品は注文者が支障なく取れるように置くことが必要です。

また、レストランで商品を受け取ったら注意事項を確認するクセをつけましょう。

「置き配にしてほしい」、「置いたらインターホンを鳴らしてほしい」などの要望が記載されていることが少なくありません。

玄関に置くだけの置き配ですが、この記事を最後まで読めば、意外と注意しなければいけないことが多いことに気づいたかと思います。

この記事で解説した手順と注意点は必須なので必ず押さえておいてください。