あなたは今、「リクエストが全然鳴らない!」と頭を抱えてこの記事に出くわしたのかもしれません。

私も駆け出しの頃はリクエストが全然鳴らなくて、解決策を探すためによくネット検索をしました。

私はウーバーイーツを始めて約3年が経ちましたが、全然鳴らないという状況は本当にこたえます。

しかし、需要(注文数)と供給(配達パートナーの数)を意識することで、あまり鳴らない閑散期であってもそれなりにリクエストを稼げるようになりました。

今回は鳴らない原因とその改善策を解説します。

 

閑散期は鳴りにくい

閑散期(春と秋)は注文が減るのに対して、配達パートナーが多くなるので鳴りにくくなります。

春と秋は過ごしやすい季節です。

外に出ることが苦にならないので、注文する側も外へ出ますし、多くの配達パートナーも稼働します。

反対に暑くて寒い、繁忙期(夏と冬)は外に出たくない季節です。

注文する人が増えるのに対し、稼働する配達パートナーは少なくなるので鳴りやすくなります。

フードデリバリーの仕事は、外に出たくない過酷な天候ほど鳴りやすいといえます。

極端に言えば、雨や強風など外に出たくない状況になればなるほど、閑散期であってもリクエストが来るということです。

 

アプリや通信障害などによる場合

全く鳴らないという場合は以下の点を確認しましょう。

 

サービスが停止している

まれにウーバーイーツのサービス自体が完全に停止される場合があります。

いわゆる、業界用語で「フラックアウト」と呼ばれています。

これは主に悪天候で配達パートナーを確保できなかったり、台風の時に起こります。

当然ですが、この場合はリクエストは来ることがありません。

driverアプリのお知らせメールを確認したり、注文アプリで確認してみましょう。

 

通信障害や回線の不具合

ネットワークエラーにより回線がつながっていないということも考えられます。

機内モードがオンになっていないか、モバイルデータ通信がオンなっているか等、きちんと回線につながっているか確認しましょう。

また、ほとんどありませんが、使っている回線に通信障害が生じることもあります。

(私は一回ありました…)

 

アプリの不具合

これはほとんどないかもしれませんが、アプリに不具合が生じている可能性もあります。

念のため、一度オフラインにし、端末を再起動させましょう。

それから再度、アプリを起動させオンラインにしてみましょう。

 

ピークタイムは必ず押さえよう

すでに知っているよ!という人もいるかもしれませんが、今一度フードデリバリーのピークタイムを確認しておきましょう。

ランチタイム(11:30〜14:00)

ディナータイム(18:00〜20:30)

上記の時間帯はフードデリバリーで最も注文が殺到するゴールデンタイムす。

このピークタイムでも中途半端な時間に始めると思った以上にリクエストを受けることができません。

例えば昼なら13時から始めるのではなく、遅くても12:00、夜なら18:00には必ずスタンバイしましょう。

 

配達パートナーが少ない時を狙う

閑散期はピークタイムであってもなかなか鳴りません。

しかし、閑散期でも

  • 配達パートナーが少ない時
  • 注文数が多い時

を見極めて狙えば、それなりにリクエストを受ける可能性が高まります。

閑散期に稼げないと嘆く人は需要と供給のバランスをあまり意識していないことが多いです。    

確実ということはありませんが、確率の問題でフードデリバリ-の仕事は配達パートナーがより少ない日時を狙う、これが鉄則です。

 

稼働する曜日を変える

土日祝日は注文数が多く、閑散期であっても鳴りやすいです。

また、連休最終日の日曜日は注文数が増えるのに対して配達パートナーが減るので特に鳴りやすいです。

(土日月など3連休であれば月曜日)

残念ながら、閑散期の平日は基本的に鳴りにくいです。

ただ、強いて言えばエリアやその時の状況にもよりますが、私の感覚では月曜日は他の平日に比べて鳴りやすいです。

これは、クエストのクリアのために日曜日までガッツリやって月曜日は休むという人が多いからではないかと推測しています。

 

ピークタイム以外の時間帯に稼働してみる

ピークタイムの時間帯に加えて朝、夕方も稼働するとリクエストを取れる可能性が高まります。

特に朝の時間帯は注文数が少なくても稼働する配達パートナーは少ない傾向にあります。

朝、昼、夕方、夜と一日中外にいるという状況だと閑散期でもある程度リクエストを稼げます。

 

また現在、ウーバーイーツは多くの主要都市で24時間営業となりました。

朝と同様、深夜帯は注文数が少なくても配達パートナーが不足しているので、閑散期でも稼ぎやすい傾向にあります。

稼働エリアやコツをある程度押さえる必要はありますが、閑散期は深夜稼働に切り換えるというのもいいでしょう。

 

雨の日に稼働する

雨の日でも稼働するという人はどちらかと言えば少数です。

雨の日は繁忙期・閑散期問わず鳴りやすく、雨クエストも発生するので大きく稼ぐことが可能です。

土砂降りだと大変なので、小雨の時だけ稼働するというのもいいかもしれません。

こちらのウーバーイーツ雨の日は稼げる!注意点とあまり濡れずに配達する方法で雨の日の稼働のコツや注意点などを解説しています。

その他リクエストを稼ぐ方法

稼働エリアを変える、広げる

もともと注文数が少ないエリアで稼働していることもあるかもしれません。

移動に手間と時間をかけてしまいますが、思い切って中心街や繁華街に稼働エリアを変えるのもいいでしょう。

また、一つのエリアに固執するのではなく、鳴らなければ隣のエリアに移動するなど臨機応変に対応するのが望ましいです。

鳴らないのをずっと待つよりも行動してより鳴りやすいエリアを模索するほうが気も紛れます。

案外、エリアを変えるだけでリクエストが来ることも少なくありません。

 

バイク稼働に切り替える

ウーバーイーツはバイクを優先的にリクエストを流す傾向があります。

また、自転車は短距離案件だけですが、バイクは長距離案件も対象となります。

それだけリクエストを受ける幅が広がります。

実際、バイクだと自転車に比べて2〜3倍鳴りやすいですし、単価もバイクの方が断然高いです。

専業でがっつり稼ぎたい人はバイク稼働に変える方がいいでしょう。

 

現金払いのリクエストも受ける

現金払いのリクエストを受け付ければ、配達件数を稼げる可能性が高まります。

春秋の閑散期は積極的に対応してもいいでしょう。

ただし、現金対応は意外と手間がかかりますし、神経も使います。

苦手な人は

  • どうしても鳴らない時の切り札

という風に利用してもいいでしょう。

また、中心街から離れた地方エリアは注文数が少ないためそもそも現金対応にせざるを得ないといったこともあるかもしれません。

 

他社アプリを掛け持ちで稼働する

待機時間を減らして、効率よく稼ぎたいという人は他社アプリと掛け持ちで稼働するのもいいでしょう。

安定して稼ぎ続ける人は、ほとんどが複数アプリで掛け持ちしています。

他社アプリは

  • 出前館
  • wolt
  • menu

があります。

掛け持ちでやるなら出前館が特におススメです。

出前館の最低報酬単価は400円とウーバーイーツよりも高く、確実に報酬アップが期待できます。

そもそも注文数が少ない地方エリアでは他社アプリの掛け持ちは必須となるでしょう。

 

鳴らないのと応答率は関係ない

なかには「鳴らないのは応答率が悪いからかな?」と考える人もいるかもしれません。

※応答率とは依頼された配達リクエストに対して、どれだけ承諾(応答)したかを表す割合のことをいいます。

しかし、この応答率が送信されるリクエストの頻度に影響を与えることはありません。

つまり、いくら応答率が悪くても、それが原因で鳴らなくなることはないということです。

事実、このことはuber側が正式に公言しています。

ネット上には「応答率が悪くなると鳴らなくなる」、「干される」といった必ずしも事実ではないフェイク情報が散見されているので惑わされないようにしてください。

 

また、キャンセル率に関してもリクエストの頻度に影響を与えるのか気になる人もいるかもしれません。

※キャンセル率とは配達リクエストを受けた後にどれだけキャンセルしたかを表す割合のことです。

キャンセル率についてはuber側がリクエストの頻度に影響はないと明言しているわけではありません。

しかし、キャンセル率がリクエストの頻度に影響を与えると明言していない以上、そこまでナーバスになる必要はありません。

リクエストのキャンセルや拒否についてはこちらのウーバーイーツ|配達リクエストのキャンセルは操作一つでできます!で詳しく解説しています。

 

まとめ

今回は鳴らない原因とその改善策を紹介しました。

フードデリバリーの仕事は、常に需要(注文数)と供給(配達パートナーの数)を意識しておくことが必要です。

  • 配達パートナーがより少ない曜日と時間を狙う
  • 雨の日にやる
  • 現金払いを受け付ける

この辺の戦略は特に重要になってきます。

いっそのこと

  • バイク稼動にする
  • 他社アプリと掛け持ちする

といった戦略に切り替えるのもいいでしょう。

ウーバーイーツは自由が利く仕事です。

専業でない人は、繁忙期だけ稼働するといったこともいいかもしれません。