ウーバーイーツは料理を運ぶというシンプルなお仕事ですが、どんなお仕事でも初めてする時は不安になりますよね。
また、アプリの見方や操作など最初は戸惑ってしまいがちです。
しかし、あらかじめ配達の手順・流れとアプリの操作方法を理解しておけば慌てふためくことはありません。
そこで今回は、配達リクエストを受け付けて、注文者のもとへ料理を運ぶまでの一連の流れを詳しく解説しました。
また、アプリの操作・見方に加えて、見落としがちなことや、気を付けて欲しいことも解説していますので、ぜひ一読ください。
Contents
アプリを起動してオンラインにしよう
Uber Driverアプリを起動します。
①出発をタップすると、②必要なアクションという項目が表示されます。
オンラインにする前に【安全に関する確認】が必要です。
赤枠の部分をタップしてください。
タップすると下記の画面に切り替わるので全ての項目にチェックを入れて「始めましょう」をタップします。
②出発をタップすると、オンラインになります。
また、バイク稼働の場合は、ヘルメット着用の認証が必要です。(ヘルメットをかぶった状態で写真を撮影します)
自転車の場合でも、なりすましを防ぐために毎回ではありませんが、定期的に写真撮影が求められます。(ヘルメットの着用は必要ありません。)
※これら必要なアクションは24時間ごとに必要です。一度オフラインにしても、24時間以内であればアクションは求められません。
配達リクエストが入るまで待機をしよう
オンラインにしたら、配達リクエストが入るまで待機することになります。
配達リクエストは、原則、店舗の近くにいる配達パートナーに振り当てるしくみとなっています。
できるだけUber Eats加盟店の多い所で待機するのが基本です。
- 駅
- 繁華街
- 商業施設
などは加盟店が密集していることが多いです。
詳しくはこちらのウーバーイーツ|おすすめの待機場所を紹介!でも解説しています。
また、曜日や時間帯、さらに季節(繁忙期・閑散期)によっても配達リクエストの入りやすさが違ってきます。
最低限押さえておきたいのは、土日祝日、平日なら月曜日が需要が高いです。
そして、時間帯はランチタイムの(11:30〜14:00)、ディナータイム(18:00〜20:30)は需要が高いので必ず稼働しましょう。
詳しくはこちらのウーバーイーツで配達リクエストが鳴らない原因とその7つの解決策でも解説しています。
配達リクエストを受けよう
配達リクエストが入ると、通知音とともに下記の画面が表示されます。
①報酬額
②配達にかかるおよその時間と距離。
距離は、現在地から店舗、配達先までの距離を合計したものです。(現在地+店舗+配達先)
③店舗名と配達先
④「承諾」をタップするとリクエストを受けることができます。
×印をタップするか、緑のメーターが満タンになるまで放置すると拒否となります。
A 現在地、B 店舗、C 配達先
拒否をし過ぎたらいけないの?
最初は配達リクエストが入ると、
- 選り好みをしてもいいのかな
- 拒否のし過ぎはダメなのかな
と思ってしまうかもしれません。
しかし、ウーバーイーツでは承諾をする前であれば自由に選り好みをしてもいいという方針です。
つまり、何度拒否をしても咎められることもなければ、何か不利益を受けることも一切ありません。
- ここのお店は行きたくない
- 報酬額が低い
- 距離が長い
といった自己都合で拒否をしても全く問題ありません。
ダブル配達について
一度に2件分の配達依頼が来ることがあります。
これを業界用語でダブルピックと呼ばれています。
(最大で3件分の場合もあります)
ダブルピックは2つの商品を
- 同じ店で受け取る場合
- 複数の店舗で受け取る場合
の2パターンがあります。
2件の配達を同時にこなすことができるので、時間短縮になりクエストを稼ぐにはもってこいです。
反面、報酬額が少し下がってしまうというデメリットがあります。
また、距離が長すぎると注文者から遅滞による低評価を受けたり、クレームを受ける可能性があります。
特に複数店舗でのダブルピックは要注意です。ダブルピックを受けるのはある程度慣れてからの方がいいです。
ダブルピックについてはこちらのウーバーイーツ|複数店舗でのダブル配達のコツと注意点を解説!で詳しく解説しています。
追加ダブル配達について
配達リクエストを受けた後に、追加の配達リクエストが来ることがあります。
こちらも受けるとダブルピックとなります。
配達依頼レーダーとは
通常の配達リクエストとは別に以下の画像のように配達依頼レーダーと呼ばれるリクエストが来ることがあります。
見た目は通常の配達リクエストとほぼ同じですが、「承諾」のボタンが「申込み」になっています。
通常の配達リクエストは1人ずつ個別に送られますが、配達依頼レーダーは複数の配達パートナーに同時に送られます。
申し込んだ人の中から抽選で受注する人が決められるので、申し込んでも必ず受けられるわけではありません。
抽選で選ばれれば、通常のリクエストと同じ段取りとなります。
お店に向かおう
配達リクエストを受けると、以下の画面に切り換ります。
①店名と住所が表示されます。
②マップ上にお店の位置がピン表示されます。
③「ナビを開始」ボタンをタップするとアプリのGoogle Mapに切り替わります。
ボタンをタップするだけで自動で住所入力をしてくれます。
お店までナビ表示をしてくれるので、お店の位置が分かりにくい場合は活用しましょう。
商品を受け取ろう
店舗名をタップすると、以下の画面に切り替わります。
①電話マークをタップすれば、お店に電話をかけることも可能です。
ゴーストレストランなどで場所がどうしてもわからないという場合は電話で確認しましょう。
②注意事項が記載されていることがあります。
「従業員入口から入ってください」、「店舗の前に自転車を止めないでください」などと記載されていることも少なくないので必ず目を通しましょう。
③商品を受け取る時にこの英数字を伝えます。
④3本線のメニューバーをタップすると、乗車の予定表の画面に切り替わります。
さらに、赤枠の3点記号をタップすると、注文の詳細画面に切り替わります。
商品を受け取った後は、密封されているものは仕方ありませんが、商品の不足や入れ間違いを防ぐためにも大まかでいいので確認をする癖をつけましょう。
また、店舗によっては商品の内容を1つずつ確認を求められることがあります。
注文番号を伝える
お店に入ったら「ウーバーイーツです!」と伝えると、「注文番号をお願いします」などと聞かれるのでアプリに記載されている英数字を伝えましょう。
店員がお客さんと接客している場合は、無理に割り込むのは良くありません。
他の店員に対応してもらうか、接客後に対応してもらいましょう。
商品の受け取ったら
①②順次タップをしていくと、画面が切り換っていきます。
最後に③「受取を完了する」のバーが表示されるので、→の部分を右にスライドする。
商品をバックに入れよう
受け取った商品をバッグに入れます。
ただ、バッグの中は広いので、料理だけ置くと配達中に動いてしまいます。
バッグの中で動いてしまうと、汁がもれてしまったり、ドリンクなどはこぼれてしまいます。
バッグの中で動かないようにするには、緩衝材などで隙間を埋める必要があります。
一般的にはサバイバルシートやスポンジなどが使われます。
また、タオルも2枚ほどあったほうがいいです。
私はダイソーで売っているアルミ流し台シート(クッションタイプ)を2つ使用しています。
アルミ流し台シート(クッションタイプ)とタオルを使って商品をすき間なく置いている。
キャンセルはできるの?
配達リクエストを受けたものの、「調理に時間がかかる」、「商品が多過ぎる」などその時の事情によってはキャンセルをしたいと思うこともあるでしょう。
料理を受け取る前であれば、キャンセルはアプリの操作1つで簡単にできます。
ただし、あまりにもやり過ぎると警告が来るなどアカウントに影響があるので、キャンセルは切り札的に行いましょう。
また、料理を受けた後のキャンセルはよほどの事がなければできません。
例えば、「料理をこぼしてしまった」、「交通事故にあってしまった」などよほどの事情がある時です。
その場合は、必ずサポートセンターに連絡しなければなりません。
キャンセルのやり方
①下部にある「配車/配達サポート」をタップします。
②当てはまる理由を選んでタップします。
③「キャンセル」をタップします。
注文者のもとへ向かおう
受け取りの操作が完了したら、以下の画面に切り換ります。
①注文者の住所が表示される。
②アプリのGoogle Mapに切り換ります。
タップするだけで自動で注文者の住所を入力してくれます。
慣れてくると同じマンションを何度も行ったり来たりするのでGoogle Mapを使わなくても効率よく配達ルートを回ることができるようになります。
ただ、最初は土地勘もないのでGoogle Mapを積極的に使用する方が効率がいいです。
③赤枠の部分をタップすると画面が切り替わる。
画面が切り替わるので必要な情報を確認しよう。
①場所に迷った時などは注文者に連絡できる。
電話だけでなく、チャットでも連絡できる。
②対面での受け渡しなのか、置き配なのか「受け渡しのタイプ」を確認をする。
上記画像では対面での受け渡しです。
③「お客様からの注意事項」には「商品を置いたらインターホン鳴らしてほしい」、「やっぱり置き配にしてほしい」などの要望が記載されていることもあるので、必ず目を通しておく。
ピンずれに注意
アプリの地図上のピンが実際の住所とは違う場所に表示されていることがあります。
これをピンずれといいます。
ピンずれが起こるのは注文者が間違えて、ピンの位置を正確に指定してないからです。
ピンずれは、近距離の誤差が多いですが、それでも迷ってしまうことも少なくありません。
稀に極端に遠く離れているケースもあります。
マップ上の住所ボックスが以下のようになっていたら高確率でピンずれが発生します。
住所が全く記載されていない。
何丁目か記載されておらず、中途半端で終わっている。
実はアプリ上の注文者情報にはピンの住所とは別に正しい住所が記載されています。
画像ではピンの住所が正しい住所と一致していないことが分かります。(ピンの住所は20が抜けている)
この場合は、正しい住所の方をGoogle Mapに手動で入力しましょう。
マンション名が記載されていれば、マンション名を入力すると早いです。
商品を渡そう
配達先に着いたら、指示内容のアナウンスがあるので、「対面での受け渡し」なのか、「置き配」なのか今一度確認しておきましょう。
また、注意事項もしっかり確認します。
最初の頃は、置き配なのに間違えてうっかりインターホンを押してしまいがちなので注意しましょう。
ここでは対面での受け渡しについて解説します。
インターホンを鳴らして、「Uber Eatsです!」とあいさつします。
そして、商品は必ず両手で渡しましょう。
商品を渡し終えたら、「ありがとうございます」と感謝を伝えます。
「接客が苦手」という人でも気持ち込めて言えば、それは必ず相手に伝わるので心配いりません!
商品を渡し終えたら、①「配達の確認」をタップすると②「配達を完了する」のバーが表示されるので→の部分を右にスライドする。
これで完了です!
置き配について
現在、約半数の人が置き配を利用しています。
「ただ置くだけ」と思うかもしれませんが、注文者への気配りや注意しなければいけない点がいくつかあります。
置き配についてはこちらのウーバーイーツ|置き配での配達手順とその注意点を解説で詳しく解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
注文者がいない場合は?
インターホンを鳴らしても、留守などで注文者が出てくれないということがたまにあります。
この場合は「12分タイマー」という機能を起動させます。
電話もしくはチャットで注文者に連絡すると12分タイマーが起動します。
12分経過後、応答がなければ配達を終了させることができます。
ただし、待っている間は2回ほど電話をいれましょう。
念のためインターホンも何度か鳴らしてみましょう。
「12分タイマー」で配達を終了させても報酬はきちんと支払われます。(クエストはカウントされません)
そして、商品は返却対象でなければ、各自で破棄することになります。(もちろん、食べてもOKです!)
その他留意点
現金払いの設定
ウーバーイーツは現金払いに対応しています。
配達を40回完了させると、現金払いに対応できるようになります。
配達パートナーが現金を受け取り、おつりを渡すことになりますが、現金払いを受け付けるかどうかは配達パートナーが自由に選択できます。
現金払いの配達リクエストを「受ける」・「受けない」はアプリの設定で行います。
赤枠で囲った記号をタップします。
以下の画面に切り換ります。
赤枠で囲ったボタンをタップします。
左 → 受け付けない
右 → 受け付ける
※uber driverアプリ(またはuber eats注文アプリ)に自分のクレジットカードまたはデビットカードを登録している場合は、40回の配達を完了させなくても最初から現金払いに対応できます。
暗証番号が必要な場合がある
全体の1割程度ですが、配達を終了させる際に暗証番号が必要となることがあります。
その場合は、商品を手渡す際に注文者から暗証番号を教えてもらわなければなりません。
ただ、最初は暗証番号を聞くのを忘れてしまいがちです。
また、注文者も暗証番号のことを忘れてしまっているということが少なくありません。
そのような場合でも、すでに商品を渡してしまった以上、注文者にわざわざ聞き出すのはあまりおススメできません。
実は暗証番号がなくてもアプリの操作で配達を完了させることができます。
詳しくはこちらのウーバーイーツ|配達に関する問い合わせはチャットを利用!を参照してください。
評価について
ウーバーイーツでは配達パートナーに対して評価できるシステムがあります。
評価は注文者と店舗が「良い 」と「悪い」の2択で行い、パーセンテージで表示されます。
評価はしなくてもいいので、実際はどちらの評価もされないということがほとんどです。
低評価をつけられる主な理由は、
- 料理がこぼれていた
- 配達が遅れた
- 態度が悪い
- 注意事項を守らなかった
ということがほとんどです。
配達の際はこの4つを常に意識しておきましょう。
また、私の経験から言うと、評価の平均値としては95%が妥当だと思っています。
実際、配達パートナーの約6割が95%以上を維持していると言われています。
まずは、95%を下回らないように努力しましょう。
評価についてはこちらのウーバーイーツ評価平均は?低評価がついても心配なし!で詳しく解説しています。
配達に関する問い合わせについて
何かトラブルが起きたり、疑問点があればサポートセンターに連絡が必要になることがあります。
現在、サポートセンターに問い合わせる方法は「チャット」のみとなっています。
電話によるサポートは廃止されています。
配達リクエストを受け付けて、サポートセンターに問い合わせたい時は以下の手順から行います。
①「配達/配達サポート」をタップします。
②「サポートにチャットで問い合わせる」をタップします。
ただ、稼働していない時やトラブルの種類によっては問い合わせの手順・方法が異なってきます。
以下の記事では、最低限押さえてほしい問い合わせの手順について解説しています。
稼働前に一度目を通しておくことをおススメします。